角化細胞【カクカサイボウ、keratinocyte】
 
用語解説
角化細胞とは
角化細胞とは、基底層にて基底細胞によって生み出され、次々に生まれ変わる(ターンオーバー)ことで表皮を維持している細胞のこと。表皮を構成する細胞のほとんどを占め、表皮の細胞の95%は角化細胞と言われている。

表皮には他にメラノサイト(色素細胞)やランゲルハンス細胞もあるため、それらと区別するため角化細胞と呼ぶ。表皮角化細胞やケラチノサイトとも呼ばれる。

角化細胞は存在する層ごとに、細胞の形や機能が異なり、基底層では基底細胞、有棘層では有棘細胞、顆粒層では顆粒細胞、角層では角層細胞と呼ばれる。
皮膚のしくみの関連用語
角化細胞 デンドライト
エクリン腺 脂漏部位
エラスチン線維 メラニン
マイクロバイオーム ノネナール
セラミド アポクリン汗腺
メラノソーム 角質細胞
顆粒細胞 アクネ桿菌
汗腺 スキンタイプ
慢性微弱炎症 アクネ菌
皮丘 Tゾーン
ヒト幹細胞 ニキビ
メラニン排出 毛包
有棘層 基質
大汗腺 チロシナーゼ
膠原 酵素チロシナーゼ
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