角質層【カクシツソウ、horny cell layer, horny layer, stratum corneum】
 
用語解説
角質層とは
表皮の一番外側にあり、角層細胞(角質細胞)が10-20に重なった層のこと。角層や角質細胞層と呼ばれることもある。
もっと詳しい「角質層」
角質層は、薄片状で無核の角質細胞が10-20層に重なってできている層で、角層内に存在するNMFによって肌の水分を保持し、細胞間脂質皮脂膜によるバリア機能によってうるおいを保つとともに、乾燥など外界の様々な刺激から肌内部を守る役割を果たしています。
角質層の底辺部分は角質細胞が互いに密着していますが、上(肌表面)い行くにつれ、角質細胞間に隙間ができ、はがれやすい状態になっており、最後には角片として垢やフケとなってはがれ落ちます。

角質層の厚さは部位によって異なります。顔の肌は約0.02㎜ですが目の周囲は特に薄い状態にあります。角質層は繰り返し刺激を受けると皮膚の保護作用から厚くなる性質があるため、手にマメができたりします。
皮膚のしくみの関連用語
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ケラチン IPD
メラニン細胞 ターンオーバー
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