プラスミン
 
用語解説
プラスミンとは
肌あれを起こしている肌の表皮層に広く存在しているタンパク質分解酵素。
もっと詳しい「プラスミン」
プラスミンは血液中に含まれ血栓を溶かす作用のあるタンパク質分解する酵素であることはよく知られていますが、肌では表皮層内に存在しています。

ターンオーバーが正常な場合、プラスミンは表皮層の中でも基底層のみに存在していますが、肌荒れを起こしている肌はプラスミンが表皮層に広く分布していることがわかっています。これは、紫外線や酸化、乾燥などの刺激を肌が受けることにより、プラスミンが過剰に活性して基底層から上層に向けて上がりながら表皮全体に広がり、その結果、表皮細胞の分裂や増殖を邪魔します。このためターンオーバー、特に角化の過程が乱れ、肌あれが起こります。

トラネキサム酸は直接このプラスミンに働きかけて、過剰な状態を正常な状態に整えます。それによりターンオーバーが正常になることで肌荒れ改善につながります。

皮膚のしくみの関連用語
肌理 エラスチン線維
皮膚紋理 DT
メラノソーム デンドライト
細胞外マトリックス 細胞外基質
メラノサイト IPD
メラニン生成 アクネ菌
基質 真皮乳頭
美肌菌 立毛筋
角層 基底細胞
アクネ桿菌 モイスチャーバランス
線維芽細胞 毛穴
慢性微弱炎症 角化
表皮 不全角化
チロシン 角層細胞
持続型即時黒化 メラニン合成
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2024 cosmeconcier.jp PC版へ