キャリーオーバー
 
用語解説
キャリーオーバーとは
原料・成分の品質を保持するために使っていた成分であり、製品になった時には微量であるためその効能効果を発揮しない成分のこと。
もっと詳しい「キャリーオーバー」とは
日本化粧品工業連合会のガイドライン(2002年2月27日付改訂版)によると、キャリーオーバーとは化粧品に配合されている成分に付随する成分(不純物含む)で、製品となった時には製品中にはその効果が発揮される量より少ない量しか残っていないものとされています。
例えば配合成分の保存のために添加される防腐剤や酸化防止剤などが該当します。原料が化粧品会社や化粧品製造工場に納入される前、原料会社などにおいて原料を安定的に保管するために配合することがあります。しかし最終的に化粧品に配合する段階ではそれら防腐剤や酸化防止剤は、防腐や酸化防止の役割を果たせないほど薄まっていることが一般的で、この場合にキャリーオーバーとされ、本来の役割を果たす能力はないことから全成分表示に入れなくてもいいという解釈です。
成分の関連用語
ワセリン 動物油
D&C カチオン界面活性剤
トコフェロール ネガティブリスト
W主剤 増粘調整剤
酸化防止剤 緩衝剤
基本成分 真珠光沢顔料
シクロメチコン シックナー
硬化ヒマシ油 アンホ界面活性剤
グリッター 親油性
安定化剤 ヒアルロン酸ナトリウム
ホホバ種子油 トラネキサム酸
流動パラフィン CAS登録番号
エキス IUPAC名
ミネラルオイル 成分
アミノプロピルジメチコン トリメチルグリシン
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