両性界面活性剤【リョウセイカイメンカッセイザイ】
 
用語解説
両性界面活性剤
水に溶解した時に親水基の部分がpHによって陰イオンになったり陽イオンになったりする界面活性剤のこと。アンホ界面活性剤とも言う。
もっと詳しい「両性界面活性剤」
界面活性剤にはたくさんの種類がありますが、大きく分けると4種類あり、水に溶けた時に親水基の部分がイオンとなるタイプが3種とイオンにならないタイプが1種あります。
イオンとなる3種類のうち、その界面活性剤が水に溶けた時にアルカリ性の環境では親水基の部分が陰イオン(アニオン)となって洗浄力を発揮し、酸性の環境では陽イオン(カチオン)となって殺菌力を発揮するものが両性界面活性剤です。
リンス効果やしっとり感をシャンプーに持たせる場合や増粘剤、他の界面活性剤の気泡促進材として使われることもあります。シャンプーリンスによく使われますが、界面活性剤の中でも皮膚への刺激がほとんどないので、ベビー用アイテムにもよく使われます。
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