エステル油【エステルユ】
 
用語解説
エステル油とは
エステル油とは、高級脂肪酸と高級アルコールとの化合物、あるいは高級脂肪酸とグリセリンとの化合物の総称で、特に合成の油性成分のこと。単にエステル、あるいは合成エステル油ともいう。
エステル油について
エステル油は合成油です。成分としての基本的な働きは、天然油のロウ油脂と同じですが、エステル油は合成することで天然の動植物から得るのが難しい成分の代替となったり、機能性や品質、安全性をより高めたり、安定した調達を実現したりすることができ、製品の目的や機能に応じて様々なエステルの油性成分が開発されています。

ロウも高級脂肪酸と高級アルコールからできたエステル、油脂も高級脂肪酸とグリセリンのエステルです。天然の方はロウや油脂を呼び、それらと同じ構造をもった合成のエステル油の方を合成ロウ、合成油脂と呼ぶこともあります。
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