pH【ピーエイチ】
 
用語解説
pHとは
物質の酸性・アルカリ性の度合いを示す単位で0~14まである。7が中性で、それより数字が小さいと酸性、大きいとアルカリ性。「ピーエイチ」あるいは「ペーハー」と呼ぶ。
皮膚のpH
皮膚はpH5前後(4.5~6.5)の弱酸性を示します。石鹸による洗顔は皮膚表面にアルカリを作用させるので、洗顔後の肌はpH8程度のアルカリ性に傾きます。アルカリ性に傾いた肌は、刺激を受けやすくデリケートな状態で、様々な肌トラブルを起こしやすくなりますが、正常な皮膚ならば皮脂や汗によって中和され5~10分で弱酸性のpHに戻るので問題ありません。これは皮膚のpH中和能力と呼び、肌のホメオスタシスの一つとされています。

pH値は通常、物質が水に溶けている水溶液の値ですので、正確には固体である皮膚ではなく液体である皮膚表面の皮脂膜のpHを指します。
pHは、Power of Hydrogen や Potential of Hydrogenなどの略とされ、日本語では水素イオン指数や水素濃度イオン濃度指数などと呼ばれます。
皮膚のしくみの関連用語
不全角化 皮膚生理
エラスチン線維 スキンタイプ
表皮突起 角層細胞
アポクリン汗腺 メラニン合成
ニキビ 角栓
アポクリン腺 有棘細胞
角片 皮丘
有棘層 メラニン生成
顆粒細胞 メラニン色素
プラスミン ケラチン
小汗腺 樹状突起
ノネナール フォトスキンタイプ
角層 乳頭層
立毛筋 ホメオスタシス
細胞外マトリックス セラミド
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2025 cosmeconcier.jp PC版へ