ホメオスタシス【homeostasis】
 
用語解説
ホメオスタシスとは
ホメオスタシスとは、環境が変わっても身体の状態を一定に保とうとする機能のこと。
恒常性や生態恒常性、恒常性維持、恒常性維持機能などともいう。
ホメオスタシスについて
ホメオスタシスとは、どんな環境においても正常な生体内活動が維持できるよう、置かれた環境の変化に合わせて、常に体内の状態を一定に保とうとする機能です。

人間をはじめとする生物に先天的に備わっている働きで、ホメオスタシスは生命活動の基本です。ホメオスタシスが崩れると体調不良や病気などのトラブルにつながりやすくなります。例えば、寒いと体温が逃げるのを防ぐために鳥肌が立ち、暑いと体温を逃がすために汗をかくことで、体温が良好な状態で維持されるのもホメオスタシスによります。

肌の傷が自然に治ったり、日やけした肌が回復したりするのも、肌が自ら本来の美しく健やかな状態に戻ろうとするホメオスタシスの働きによります。このように肌にも自ら健やかな状態であろうとする能力があります。

しかし、その肌の能力も紫外線酸化、温度、湿度などの外部環境や、疲労やストレス、病気、加齢などによるダメージが過度になると、ホメオスタシスのバランスが崩れ、自ら健やかな状態に戻ろうとする力が追い付かず、肌の不調や肌悩みにつながります。

スキンケア落として補って守るの一連のステップは、肌のホメオスタシスを高めるために有効な手段の一つです。
皮膚のしくみの関連用語
乳頭層 メラニン
角層 メラニン合成
ホメオスタシス 細胞間脂質
マイクロバイオーム 有棘細胞
顆粒細胞 メラニン細胞
角質細胞 アポクリン腺
メラニン還元 皮脂腺
間質 アクネ桿菌
毛のう 角栓
起毛筋 健やかな肌
細胞外基質 皮溝
角層細胞 メラニン排出
大汗腺 メラニン生成
遅延型黒化 即時型黒化
線維芽細胞 毛球
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