表皮【ヒョウヒ、epidermis】
 
用語解説
表皮とは
表皮とは、肌の一番外側にある厚さ約0.2㎜の膜のこと。
表皮について
皮膚は、肌の表面(外側)から順に、表皮、真皮皮下組織の3つの層に分かれています。一番外側の表皮は、さらに表面から順に「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層で構成されています。

表皮には、ランゲルハンス細胞やメラニン細胞などの細胞もありますが、最も多く存在しているのは角化細胞(ケラチノサイト)で、角化細胞が表皮のほとんどを占めます。この角化細胞が表皮の最下層で生まれてから、表皮の最上層で剥がれ落ちるまでの流れをターンオーバーと言います。つまり、肌のターンオーバーとは、表皮のターンオーバーのことです。

顔の表皮は、平均して厚さ0.2mmと言われていますが、厚さは部分によって異なり、目の周囲はさらに薄くなります。

コスメコンシェルジュからひと言

表皮の4層を覚えるにあたっては、皮膚表面からではなく、内側(下層)から順に覚えることがおすすめです。表皮の細胞は、一番下の層で生まれたら表面に向かって移行していくため、ターンオーバーを理解しやすくなるからです。
下層から順に、基底層、有棘層、顆粒層、角層です。
皮膚のしくみの関連用語
基質 角片
メラノサイト 酵素チロシナーゼ
ケラチノサイト 膠原線維
弾力線維 スキンフォトタイプ
毛球 皮膚
汗腺 細胞外マトリックス
黄色ブドウ球菌 発汗
毛穴 コラーゲン線維
チロシン 持続型即時黒化
起毛筋 ランゲルハンス細胞
不全角化 pH
色素細胞 フォトスキンタイプ
アポクリン腺 小汗腺
乳頭 ホメオスタシス
網状層 角化細胞
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