真皮【シンピ、dermis】
 
用語解説
真皮とは
真皮とは、表皮の下にあり、皮膚のはり弾力を維持している約1.8mmの層のこと。
真皮層とも言う。
真皮について
真皮は、基底膜を境にして表皮の下にあります。

真皮は、表皮の数倍から数十倍の厚さの層です。表皮は2層で構成され、上層部を乳頭層、下層部を網状層といいます。乳頭層をさらに2層に分け、上層の波形部分(表皮突起にはさまれ、表皮に食い込むように山状に突き出た部分)の層を乳頭層、その下を乳頭下層として、網状層含め真皮を3層構成で考える場合もあります。真皮内のこれらの層の境目ははっきりしていません。

真皮の約70%はコラーゲン線維で占められます。コラーゲン線維を結合しているのがエラスチン線維で、エラスチン線維の隙間を埋めるように基質が存在します。美しく健やかな肌のためには、コラーゲン線維と弾力線維の配列が良好であること、これらの線維の間が水分たっぷりの基質で満たされていること、乳頭層の波形が凹凸に保たれていることが大切です。真皮は特にアンチエイジングのスキンケアを考える上で大変重要な役割を担っています。
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