May Contain【メイコンテイン、May Contain】
 
用語解説
May Contain とは
May Containとは、特定する成分が含まれているかもしれないということ。
通常、化粧品でMay Containというと、着色剤に関して表現しており「ある着色剤が含まれているかもしれない」ということを意味する。
May Contain 制度について
May Contain制度は、主にメイクアップ化粧品で使用される制度です。

口紅アイシャドウなどは、複数の色違いを展開することが一般的です。それらは、色や質感、色番号が異なりますが、製品名も製品特長もパッケージも同じで、基本的な処方も成分も同じす。違うのは基本的に着色剤の種類です。

こうした製品の場合はシリーズとみなされ、May Contain制度によってシリーズ共通、つまり全色共通の全成分表示を行うことができます。具体的には、色番号によって入っていたり入っていなかったりする着色剤の前に[+/-]の記号を記載([+/-]の[ ]も表示)することで、全色番号共通の全成分表示にします。色番号毎に[+/-}のついた着色剤が配合されているかもしれないし、配合されていないかもしれない、という意味になります。

May Contain成分が複数ある場合は、[+/-]をつけた後に該当する着色剤を表示します。着色剤ごとに[+/-]を付ける必要はありません。

企業にとっては、例えば20色の色味がある口紅について、着色剤を除けば同じ成分表示であるのに、着色剤のためだけに20種類の全成分表示を作成する手間や、それによるミスを防げます。

特定の色番号に対して、配合有無を確実に知りたい場合は、メーカーに問い合わせれば教えてもらえます。ホームページでは、May Containとせず、色調毎にそれぞれ異なる全成分表示を実施しているケースも多いです。
法律・基準の関連用語
小分け販売 旧表示指定成分
再商品化義務 ISO 26000
再生医療 社会的責任の手引き
医薬品等適正広告基準 化粧品の効能効果の範囲
個人輸入 製造業
法定表示 販売名称
3分の1ルール 一般化粧品
いわゆる薬用化粧品中の有効成分リスト ネガティブリスト
NG名称 3Rの原則
配合禁止成分リスト ISO 16128
種類別名称 しばり表現
粧原基 人体に対する作用が緩和なもの
発売元表示 JSIC
識別マーク 薬監
オーガニック指数 旧薬監証明
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