パッケージ【package】
 
用語解説
パッケージとは
パッケージとは、化粧品や化粧用具などを保護、装飾、情報提供などしながら入れたり包んだりするもののこと。
通常、一次包装二次包装を合わせたもの、あるいは一次包装のみからなる。外装包装とも言う。
化粧品のパッケージについて
〇化粧品パッケージとは
化粧品でいうパッケージとは、容器被包、それらを入れる化粧箱ブリスターパックなどを指します。容器類やそれを入れる箱類には様々なものがありますが、それらを総称して「パッケージ」と言います。「外装」や「包装」と言うこともあります。

〇化粧品パッケージの役割
パッケージの印象が売上を左右することがあるほど、化粧品においてパッケージは重要な要素です。しかし、化粧品のパッケージには、見た目の良さだけでなく、化粧品を保護し、消費者や販売店などに対して利便性や安心感などを提供しつつ、マーケティング活動の一端を担う重要な役割もあります。
中身や化粧用具類が劣化しないよう外部の悪影響から守りながら、化粧品の適切な使用をサポートし、安全なものであることが大切です。

〇表示
パッケージは、お客様が購入決定し、安全かつ効果的にその製品を使うための情報を伝える場でもあります。効能効果などの製品特長だけでなく、使用法や注意書き、その製品の問い合わせ先や全成分表示など、お客様の選択を手助けするとともに、誤用を防ぎ、安全かつ効果的に使うための情報を表示します。

表示に関しては、薬事法をメインに公競規PL法、資源有効利用促進法、粧工連による業界基準などによる取り決めがあります。商品によっては、消防法や高圧ガス保安法なども関わります。

〇パッケージとブランド・企業イメージ
パッケージとは、その製品のみならず、ブランドの世界観や企業イメージを表現するものであり、ブランドや企業の認知度向上にも寄与します。店頭や広告において一番最初に目に入るため、消費者の興味をひき、製品特長を表現したデザインが求められます。一方で、化粧品は中身を使い切るまでパッケージがエンドユーザーのもとに残る、それも日常的に目にし手に取る形で残ることことから、時間をかけてお客様との関係性を深められる魅力を持たせることも大切です。

〇化粧品パッケージと環境
化粧品のパッケージには、それを使った商品販売やパッケージ製造をする事業者には再商品化義務が課せられています(小規模事業者除く)。以前はリサイクルが困難だった化粧品のガラス容器のリサイクルも多くの自治体で可能になってきました。
パッケージの排出を抑制するため必要以上に大きなパッケージにせず、エンドユーザーがリサイクルに出しやすくなるよう識別マークを付け、異素材を組み合わせた容器では分解しやすい工夫が必要です。
また紙類には、再生紙やケナフなどの非木材資源を用いることも増えています。

資源有効利用促進法や容器リサイクル法では、パッケージのことを「容器包装」と呼んでいます。

〇パッケージ=1個ケース(化粧箱)
パッケージというと、二次包装の部分のみを指すこともあります。ボトルやチューブ、コンパクトケースなどを入れた紙製・樹脂製の箱や袋、ブリスターパック、シュリンク包装などです。
パッケージの関連用語
パウチ 化粧箱
面一 有型
PIR JANコード
直印 ポストコンシューマ材料
一個箱 個包装箱
タンパーエビ デント 天面
個装箱 添付能書
ホットスタンプ プレコンシューマ材料
モックアップ 添付文書
1個ケース バリ
アウターケース 別添能書
コスパ PCR
材料 角R
レーベル 内箱
底面 資材
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2024 cosmeconcier.jp PC版へ