バリ【burr】
 
用語解説
バリとは
バリとは、キャップ容器などの材料を製造・加工する際に発生するギザギザやトゲのような小さい突起のこと。主にエッジ部分に発生する。バリは外装の見た目に影響するだけでなく、手に取った時に怪我につながる恐れがある。
バリについて
バリは、金属や樹脂の加工時にできる小さなギザギザや出っ張りです。バリは、よく見なければ気付かない場合や何の問題もない場合もありますが、製品の品質や安全性を左右する場合もあります。

化粧品容器におけるバリは、製品の見た目に影響するだけでなく、怪我につながる恐れがあり、バリの度合いによっては危険です。例えば、キャップやコンパクトケースのエッジ部分は容器を開け閉めする度、ジャー容器の口もとはクリームを指先で取る度、バリに触れる可能性があります。

また、エンドユーザーに対してのみならず、店頭や生産工場、材料メーカーなど多くの場所で、多くの人がそれらを手に取ります。触った人が指を切ってしまう危険や、周辺のものを傷つけてしまうリスクがあります。

バリは、切断部分の切り口が鋭くなったり、切断やチューブを閉じるシールをした際に材質が変化したり、金型に流し込んだ樹脂がはみ出して固まったりしたものです。金型自体に歪みが生じている場合もありますが、特にエッジの部分はどうしてもバリが発生することがあります。バリを取り去ることも容器製造工程の一つで、バリ加工やバリ取りと呼びます。基本的にバリはない方が好ましいですが、基準や考え方は企業により様々です。
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