スキンケア【skin care】
 
用語解説
スキンケアとは
スキンケアとは、顔の肌を清潔で健やかに保つために洗浄料や保湿クリームなどの化粧品医薬部外品含む)を使ってお手入れをすること、またはそのために使うスキンケア製品のこと。
基礎化粧やフェイシャルケア、お手入れと表現することもある。
スキンケアについて
もともと肌には、自ら健やかな状態にあろうとする機能(ホメオスタシス)がそなわっています。しかし、その機能は、加齢や睡眠不足、体調の変化などの内的要因や、紫外線や空気の乾燥、エアコン使用による国内外の温度差などの外的要因により乱れやすくなります。そのような環境において肌の機能を正常に整えるため、化粧品を使用してお手入れするのがスキンケアです。医薬部外品の場合は、特定の肌悩みに対しより積極的なお手入れができます。

スキンケアは、一般艇に消費者が自宅で自分で行うお手入れのことを指し、エステティックサロンや美容皮膚科などでの施術や治療は通常スキンケアと呼びません。スキンケアに用いる化粧品の効能効果は製品により様々です。効能効果だけでなく、使用感や香り中身色、容器の使い勝手やデザイン、価格など、個人それぞれの好みや条件に応じて選択できます。

スキンケアのスキンは皮膚の意味ですが、一般的にスキンケアというと顔のお手入れを指し、首のお手入れも含みます。他の部分の肌に関しては、身体ならボディケア、頭なら頭皮ケアと呼ぶのが一般的です。
スキンケアの方法や製品に関しては、企業やブランドによって様々な考え方があります。まとめると主流としてはおおよそ以下のようになります。製品自体の機能に加え使用法や使用感なども大きく影響します。
スキンケアの目的 目的を実現するための作用 スキンケア化粧品例
(代表的な製品の種類)
(1)肌を清潔にする 洗浄:汚れや余分な皮脂、古い角質、メイクなどを落とす 石鹸、洗顔フォームクレンジング
(2)肌のモイスチャーバランスを保つ 保湿:水分や油分を補い、うるおいを保つ 化粧水乳液、クリーム
(3)肌の新陳代謝を活発にする 賦活表皮真皮の働きを活性したり、血液循環をよくする クリーム、美容液マスク、マッサージ、収れん化粧水
(4)肌を外部の悪影響から守る 防御:紫外線や乾燥などの影響を防ぐ 日焼け止めUVケア製品
「(1)清潔にする」と「(2)モイスチャーバランスを保つ」は、スキンケアの基本項目であり、ベーシックケアとも呼ばれます。

「(3)新陳代謝を活発にする」は、スペシャルケアやパーソナルケアとも呼ばれるお手入れや製品が該当します。

「(4)悪影響から守る」は、主流は紫外線防御ですが、乾燥や空気中の公害物質などの影響を意識した製品も増えています。

(2)(3)(4)を1品で済ませられるオールインワンタイプの製品もありますし、洗浄は1品で済ませるツーウェイタイプの洗浄料もあれば、洗顔とメイク落としを別製品で分けることもあります。スキンケアで使用する製品数や種類はそれぞれです。

スキンケア製品の効能効果は、一般化粧品の場合は化粧品の効能効果の範囲で、薬用化粧品の場合は薬用化粧品の効能効果の範囲で、事実であること前提に(薬用化粧品の場合はさらに必要な手続きを経た上で承認された内容を)訴求します。
スキンケアの関連用語
ベーシックケア 収れん化粧水
ラッピング効果 アストリンゼントローション
さっぱり クレンジングミルク
ソフニング ピールオフパック
クレンザー マイクロニードル
ライト パーソナルケア
落として補って守る 保水
トーニング しっとり
クレンジングエマルジョン 朝用
ダブル洗顔 PA+++
肌効果 レイヤリング
使用ステップ メイク落とし
肌質 エッセンス
リッチ 落として整えて守る
クレンジングフォーム パッチ
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