モイスチャーバランス【moisture balance】
 
用語解説
モイスチャーバランスとは
モイスチャーバランスとは、角層に存在する水分・脂質・NMFの3種による肌のうるおいバランスのこと。
肌のモイスチャーバランスについて
健やかで美しい肌を保つためには、表皮の一番外側にある角層のモイスチャーバランスを良好に保つことが大切です。

モイスチャーバランスは、
●角層の10-20%を占める「水分」
●肌表面で水分蒸発を防ぐ皮脂膜や、バリア機能をメインで担うセラミドを含む細胞間脂質にある「脂質」
●角質細胞の中で水を抱え込んで保つ「NMF
の3種で成り立っています。

このバランスが良好に保たれることにより、角層の水分量を一定に保ち健やかな肌を持続させることができます。

しかし、加齢や紫外線などの影響で、水分や脂質、NMFに過剰や不足が起こり、モイスチャーバランスが乱れてしまうことがあります。結果、角層から水分が逃げやすく、外部からの悪影響が角層に侵入しやすくなり、肌のツヤがなくなったり、滑らかさがなくなったり、肌荒れ、ニキビ、カサつき、小じわなどの症状があらわれます。

そこで、モイスチャーバランスを良好に保つために、肌にもともとある「水分」「脂質」「NMF」に代わる物質をスキンケア化粧品によって補います。
●十分な「水分」
●「脂質」の代わりの「油分」
●「NMF」の代わりの「保湿剤」

スキンケア製品の水分・油分・保湿剤のバランスもモイスチャーバランスと呼ぶことがあります。
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