酸化【サンカ】
 
用語解説
酸化とは
物質に酸素が結びつくこと。具体的には活性酸素が皮脂や脂質などと結合すること。これにより皮脂や脂質は過酸化脂質に変化し肌や体に様々なダメージを与える。
もっと詳しい「酸化」
化学的には物質が酸素と結合することを酸化と言います。
酸化は日常生活で起こっていることで、例えばリンゴの切り口が茶色くなったり、食用油が黒っぽくなったり、鉄が錆びたりすることは全て酸化です。そして常に酸素と接している肌はこれらと同じように酸化しやすい環境にあるのです。

皮膚表面の皮脂は紫外線や排気ガスなどの影響によって酸化されると過酸化脂質に変化しニキビを悪化させます。また呼吸で体内に取り込まれた酸素が体や肌の代謝の過程で酸化力の強い活性酸素になると細胞間脂質や細胞膜の脂質を過酸化脂質に変化させ真皮層にダメージを与えて肌のはりや弾力を失わせます。肌もリンゴの切り口のように酸化によって劣化してしまうということです。

また、化粧品の中身も開封後は空気に触れて酸化しやすい状態にあるため、酸化による変質を防ぐために酸化防止剤が配合されます。
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