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もっと詳しい「無機顔料」 無機顔料は古代から使われてきた色材で、酸化鉄を主成分とする赤土や黄土、天然の瑠璃など、天然の鉱物や石、土を粉砕して粉にした水や油に溶けない粉末です。紺青、朱、べんがらなどと言われる色が代表的で、有機合成色素に比べると色数が少なく、地味な発色で鮮やかさはありませんが隠蔽力や耐久性に優れ、ファンデーションに多用されます。天然物は不純物が多く、色がくすんだものしか作れなかったり、色の安定性がなかったり、粒子が粗くて使い勝手が悪かったりすることもあり、現在では化学的に合成した酸化鉄や群青、紺青、酸化クロムなどを無機顔料として使っています。合成でも有機合成色素ほど鮮やかな色は得られませんが、耐光性や耐熱性、色の安定性に優れています。 無機顔料は使用特性から体質顔料、着色顔料、白色顔料、真珠光沢顔料に大きく分けられ、さらに機能性顔料と呼ばれるものもあります。 |
鉱物油 | 基原 |
白色顔料 | 天然成分 |
水溶性 | ホホバ種子オイル |
ツバキ油 | 合成成分 |
タルク | 油溶性 |
いわゆる薬用化粧品中の有効成分リスト | 無水エタノール |
体質顔料 | 生薬 |
主剤 | 4MSK |
キャリーオーバー | ペプチド |
親油性 | CAS登録番号 |
有色顔料 | パパイン |
安定化剤 | 粉末成分 |
アデノシン三リン酸2Na | 溶液 |
ニートソープ | APM |
ホログラム | ノニオン界面活性剤 |