天然保湿因子【テンネンホシツインシ】
 
用語解説
天然保湿因子とは
天然保湿因子とは、皮膚にもともと存在し、角質層の水分維持に大きな役割を果たす成分のこと。NMFと呼ぶことが多い。
天然保湿因子のはたらきと成分
天然保湿因子というと、化粧品に配合する保湿成分のことと間違われる場合もあるため、「肌の天然保湿因子」と表現するか、NMFと呼ぶことが多いです。
肌の天然保湿因子は、肌にもともと存在する成分で、角層と角層細胞の中に存在し、水を吸収する働き(吸湿性)とその水を保持する働き(保湿性)に優れます。
肌の天然保湿因子は、角層のすぐ下にある顆粒層で作られ、顆粒層内のプロフィラグリンというタンパク質が分解されてできたアミノ酸がNMFの4割~約半分を占めます。アミノ酸以外の成分は、乳酸、尿素、クエン酸塩などで、どれも水分を抱え込む力があります。
肌の天然保湿因子は、肌のモイスチャーバランスを良好に保つために大変重要な成分で、が不足すると角層の保湿機能が低下し、肌荒れや乾燥肌などの肌悩みを引き起こします。
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2024 cosmeconcier.jp PC版へ