エモリエント剤【エモリエントザイ】
 
用語解説
エモリエント剤とは
エモリエント剤とは、エモリエント効果を発揮する成分のこと。エモリエント剤は、肌や髪の水分が蒸散しないようガードし、肌や髪の表面を柔らかくする油溶性の成分。
油剤や油性成分ともいう。
エモリエント剤について
エモリエント剤とは、肌や髪の水分が蒸散しないようガードし、肌や髪の表面を柔らかくする油溶性の成分です。エモリエント剤は一般的に油分として化粧品によく配合されます。

エモリエント剤そのものは水分保持力はあまりありませんが、水分蒸散抑制や疎水という機能があり、皮膚表面に塗布することで皮膚からの水分蒸散を抑制し、結果的に皮膚の水分量は保たれ、保湿力が高まります。肌表面を柔らかくする効果もあります。エモリエント剤には、天然油脂や脂肪酸エステル、ラノリンなどがあります。

肌を潤すという点ではエモリエント剤と保湿剤は同じですが、そのメカニズムは異なります。エモリエント剤は、保湿剤によって保持される水分が肌から出ていかないよう、肌の表面に膜を張って水分蒸散を防ぎます。
成分の関連用語
カミツレエキス 自然原料
非自然原料 CAS登録番号
水性成分 カチオン界面活性剤
両性界面活性剤 コーシング
エッセンシャルオイル 合成成分
マイカ 溶液
エチルアルコール 金属イオン封鎖剤
着色顔料 INCI名
プロピルパラベン 粉状
主剤 パラベン
オリーブ油 カルボマー
旧表示指定成分 海洋深層水
CAS RN BG
表示名称 ポジティブリスト
ブチルパラベン ノニオン界面活性剤
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