IFSCCとは IFSCCとは、国際化粧品技術者会連盟のこと。The International Federation of Societies of Cosmetic Chemistsの略。化粧品技術発展のために国際的な情報の共有化を目的とし、1959年に8ヵ国の化粧品技術者会によって設立された本部事務局をロンドンに置く世界各国の化粧品技術者会による連合組織。 2014年現在で47ヵ国、約15,000名の会員を擁する組織として、化粧品技術の向上や安全で有用な化粧品開発のための諸活動を国際規模で行っている。 |
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IFSCCの活動内容 IFSCCでは、様々な活動が行われていますが、最大なものは各国・地域の化粧品技術者が一堂に介し、研究成果を発表し、討論することを目的として開催されるIFSCC大会と呼ばれる学術大会です。この学術大会は西暦偶数年に開催される「IFSCC Congress」と、西暦奇数年に若手研究者の教育や発展途上の加盟国の啓発を目的に開催される「IFSCC Conference」があります。いずれの大会でも世界各国の化粧品技術者が多数集まって化粧品や肌などに関する最新の研究成果が発表されますが、特に2年に一度となる「IFSCC Congress」は世界中の化粧品研究者が目標とする最も権威あると言われている研究発表会で、化粧品研究・技術のワールドカップやオリンピックなどと例えられるほどです。日本の化粧品関連企業も毎回参加し、様々な賞を受賞しています。 |