精製水【セイセイスイ、purified water】
 
用語解説
精製水
精製水とは、常水を精製した水であり、無色透明でにおいがない。
化粧品ではほとんどの製品に使われている成分でもある。
精製水について
精製水は、常水を原水としてイオン交換や蒸留、ろ過などによって精製した水で、その規格や試験方法は日本薬局方で規定されています。常水とは主には水道水であり、衛生面で何の問題もありません。しかし、水道水に含まれる残留塩素や金属塩などの不純物が、他の原料と反応したり、安定性に影響を及ぼしたりし、化粧品の原料には適さない場合があります。

そこで、化粧品の製造では水道水に含まれる不純物を除去した精製水が使われることが一般的です。精製水は、化粧品にもっとも多く用いられている成分でもあり、肌にうるおいを与えたり、肌を整えたりします。溶剤分散媒としてもよく用いられます。

全成分表示では、医薬部外品の場合は「精製水」と表示(「水」の表示も可)しますが、化粧品では「水」と表示します。「水」と表示していても「精製水」が使われていることが多いということです。

●表示名称とINCI名
【表示名称】医薬部外品:「精製水」または「水」、一般化粧品:「水」
【INCI名】Water(EUではAqua)
成分の関連用語
アニオン界面活性剤 エッセンシャルオイル
水添ヒマシ油 美白有効成分
自然由来原料 タルク
ホホバ種子油 オーガニック原料
紫外線防止剤 ホホバオイル
インキネーム AA2G
ビタミンC ホワイトニング成分
出発原料 ヒアルロン酸ナトリウム
雲母チタン 水溶液
ミセル パラベン
水溶性 誘導体
アルカリ性物質 メチルパラベン
有効成分 グリッター
水酸化Na アニオン
タール色素 真珠光沢顔料
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