ウォーターレジスタント【water resistant】
 
用語解説
ウォーターレジスタントとは
ウォーターレジスタントとは、水に対する耐性があるということ。水に強い、水への抵抗力があるという製品機能の表現。耐水性とも言う。
ウオータープルーフとほぼ同じ意味で使われている。
ウォーターレジスタントについて
ウォーターレジスタントとは、水に抵抗する力があることを意味し、塗布したら水によって落ちにくいという製品機能を表現する時に使われる言葉です。英語のwater-resistantをそのまま読んだ表現です。

単語の意味の正確さは別とし、日本の化粧品の世界では、ウォーターレジスタントはウオータープルーフとほぼ同義で使われている傾向です。しかし、ウォータープルーフ(water proof)は、「防水」を意味し、水で落ちないということです。一方、ウォータープルーフまではいかないものの、水に耐える力があり、簡単には水で落ちないのがウォーターレジスタントです。

ウォーターレジスタントの表現は、マスカラや日焼け止めなどでよく用いられます。特に、日焼け止めは、専用の洗浄料を使うことはあっても、洗い流して落とすことからもわかるように、ウォータープルーフと表現されていても実際は耐水性レベルであるのが通常です。水で落ちないのではなく、水で落ちにくいということです。そのため、日焼け止めの広告で「ウォータープルーフ」表現をする際には「耐水性」の言葉も併記することがよくあり、この耐水性の意味こそがウォーターレジスタント(water resistant)です。

海外では、日焼け止めにはウォータープルーフ表現はNGであることが多く、ウォーターレジスタントの表現をします。製品の水への強さを過信させてしまうことを防ぐ意味もありますが、そもそも洗い流すためウォータープルーフと言ったら嘘になるからです。しかし日本では、同じ耐水性レベルでも、現時点ではウォータープルーフと表示できます。
機能・効果の関連用語
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