完成品【カンセイヒン、finished goods】
 
用語解説
完成品とは
完成した製品のこと。生産工程の最終段階を済ませ検査にも合格しそのまま商品として扱える状態。
もっと詳しい「完成品」
化粧品の生産においては原材料調達から中身製造、充填、仕上げなどの全ての工程を同一場所で行っているとは限りません。技術や生産の条件、コストなどの面で中身製造や充填、仕上げ(1個ケースにセット)などの作業を異なる場所で実施することがあります。その場合、それらの製品を別の場所に移動することになりますが、生産工程のどの段階にあるかを表現するために完成品や半完成品、中身バルクといった言い方をします。

例えば、容器にクリームを充填するところまで行った状態(1個ケースに能書と一緒に入れられる前の状態)、アイシャドーの中身を中皿に充填するところまで行った状態(コンパクトケースにセットする前の状態)などが半完成品といえます。
輸出の場合は完成品輸出だけでなく半完成品輸出の場合もあります。国によっては完成品より半完成品の方が関税が断然安い場合があります。この場合に半完成品で輸出し、現地で1個ケースに入れるなどの最終仕上げを行うことがあります。
製造・生産の関連用語
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