スクワラン
 
用語解説
スクワランとは
スクワレンを化粧品原料として化学的に安定させた液状オイルのこと。
もっと詳しい「スクワラン」
スクワランは、化粧品原料として用いられる動物油の中でも代表的な成分で、深海魚の肝臓に含まれるスクワレンを化学的に安定させた無色透明の液状オイルです。主に鮫肝油から取り出したスクワレンを水素添加して空気中で酸化しにくいように安定化させたもので、油性成分としても代表的存在です。
スクワレンはもともと人間の皮脂の中にも約15%含まれているので、人の肌や髪によりなじみやすく、ベタツキのない軽い感触の油分です。

のびが良いのでそのままでマッサージオイルとして用いたり、乳化用油分として感触改良に用いたりします。水分の蒸散を防ぐ効果やなめらかさを与える効果に優れ、乳液やクリームなどのスキンケアアイテムに多く使われています。

医薬品においても軟膏の基剤としてよく使われる安全性の高い成分です。

オリーブ油やコメヌカ油、コムギ胚芽油などから抽出したスクワレンを水素添加したものもあり、それらは植物性スクワランと呼びます。もともとはスクワランとは深海鮫の肝臓に含まれる肝油から作られるものでしたが、植物性スクワランを配合した化粧品も増えています。

●表示名称とINCI名
【表示名称】スクワラン、【INCI名】SQUALANE
成分の関連用語
エタノール リン酸アスコルビルMg
油溶性 水添ヒマシ油
配合禁止成分リスト パラベンフリー
合成成分 有機合成色素
香り 自然原料
水溶液 UVフィルター
プレミックス 溶液
水酸化Na アニオン
自然鉱物原料 誘導体
精製水 基本成分
グリセリン 親油性
馬油 アミノプロピルジメチコン
天然香料 TMG
原料 ベントナイト
邦文表示名称 二酸化チタン
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