有用性試験とは 有用性試験とは、製品や成分の有用性を確認する試験のこと。有用性評価試験ともいう。
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有用性試験について 有用性試験では、製品自体やその製品に配合される成分について、有用性の有無や有用の程度を確認します。有用性試験で得られたデータは、有用性データやプルーフデータ、エビデンスなどと呼ばれます。製品に対する試験は製品評価試験、成分に対する試験は成分評価試験とも言いますが、製品自体の効能効果訴求にあたっては、製品評価試験による有用性データを取得していることが必要です。例えば、あるクリームに肌荒れ防止効果のある成分を配合しても、そのクリーム自体に「肌荒れを防ぐ」ことを裏付けるデータがなければ「このクリームは肌あれを防ぎます」とは表現できません。 有用性試験は、確認したい効能効果や、得たデータを示したい場所、製品特性、法律による指定などに応じ、様々な方法で行われます。 例えば、In vivoとも呼ばれるモニター試験はよく行われる試験の一つです。モニターに実使用してもらい、シミが改善した、シワが目立たなくなった、肌理が整ったなど、製品特長に応じた肌変化を評価します。評価の方法としては、専門家の目視や写真撮影、レプリカ採取、機器測定などがあります。同時にアンケート調査を行うことにより、「弾力が増した気がする」「気持ちいい」「スーッとなじむ」といった感情面に対する評価を行うこともよくあります。 また、線維芽細胞の活性やメラニン産生抑制など、特定の成分の効果や肌内部でのメカニズムを確認することもよくあり、この場合は通常in vitro試験です。 SPFやPAの測定も有用性試験の一種です。 |
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コスメコンシェルジュからひとこと 特に新製品に関しては、その有用性試験の内容を企画段階から考えておくことが大切です。商品名はどのようなものにするか、パッケージにはどんな表示を行うか、ポスターやホームページではどんなキャッチコピーを打ち出すのか、プレスリリースには何を書くか、などの訴求(広告表現)計画を立て、それらの表現を担保すにはどのような根拠やデータを持つべきで、そのためには有用性試験が必要かどうか、必要ならどんな試験を行うかを、新製品を企画する時点で考えます。例えば、保湿クリームを開発する場合、パッケージに表示する特長文が「肌にうるおいを与える」なのか、肌実感として「べたつかないのにうるおう」や「しっとりすべすべな肌」なのか、あるいはうるおいを与えた結果として「肌を柔軟にする」や「肌をやわらかくする」を表現したいのか、それによって開発するクリームの処方や使用性、そして有用性試験の内容が変わってきます。製品の中身が決まってから、訴求することを考えたのでは、その製品では対応できないこともあります。だからと言って、できあがった製品に合わせて可能な表現しようというやり方では、商品コンセプトからズレてしまったり、競争力が下がったりしてしまいます。 |
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