H&B【エイチアンドビー、Health & Beauty】
 
用語解説
H&Bとは
H&Bとは、「Health & Beauty(ヘルス アンド ビューティー)」の略で、「健康と美容」を意味する言葉。
主に化粧品業界や健康食品業界、ドラッグストア業界などで広く使われている。
H&Bの詳しい話
「H&B」は、美容業界の中でも、健康と美を包括的にとらえる概念ともいえます。読み方は「エッチアンドビー」が一般的ですが、表記の仕方や読み方は人や企業などによりまちまちです。「エイチビー」と読んだり、「H&B」と表記されていても読むときは「ヘルスアンドビューティ」と表現することもよくあります。「HB」や「HAB」と表記されることもあります。

「H&B」は、健康と美容を包括的に扱うカテゴリーやビジネス領域を指す言葉として定着しています。たとえば、ドラッグストアの「H&Bコーナー」では、サプリメント・スキンケア・ヘアケア・ボディケアなど、美と健康をトータルでサポートする商品が展開されています。

メーカーや商社などでも、「H&B事業」「H&Bブランド」として、化粧品と健康食品の両方を手がける部門やブランドを指す場合があります。「H&B」は、美容だけでなく健康や健やかさまでを含めたトータルビューティーの領域を表す言葉です。

「H&B」は英語の略語ですが、海外では「H&B Stores」のような店舗名として個別に使われる例は見受けられるものの、言葉自体が日本のように一般的に浸透している表現ではありません。「H&B」という略称やその考え方が定着しているのは日本を中心としたアジア圏です。英語圏では、同じ概念を「Health and Beauty products」や「Beauty & Wellness industry」と表現することが多いです。

H&Bと似た言葉に、よりケア領域を含むH&BC(HBC)があります。 

H&Bについて思うこと(コスメコンシェルジュから一言)

1980年代には、ドラッグストアを中心によく使われていた言葉だと思います。

H&Bという言葉には、「美しく、そして健やかに」という、化粧品業界の根本的な想いが込められていると感じます。肌の美しさを支えるのは、スキンケアだけでなく、睡眠・食事・ストレスケアなど、日々の生活そのもの。ドラッグストアチャネルの拡大とともに、H&Bという言葉も一般に広まり、「美と健康をトータルに考える」という考え方が広まったように思います。

また、化粧品の取り扱いが少ないドラッグストアでは、「H&C」や「HAC(Health and Clean)」という表現も使われており、営業時代にその言葉の意味が分からず、恥ずかしい思いをしたこともありました。
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