嗜好性【シコウセイ】
 
用語解説
嗜好性とは
嗜好性とは、その化粧品に対する好き・嫌いの気持ちのこと。
嗜好性について
嗜好性とは、製品、もしくは特定の要素に対し、どのくらい共感するかということです。

化粧品は使用性効能効果がどんなに優れていても、心理的な面で好まれることが重要です。どんなに使用感触が良く、効能効果に優れ、素敵なパッケージであっても、何か一つでも気に入らない点があれば、その消費者には支持されない=嗜好性の低い・ない製品となってしまいます。
そこで、化粧品メーカーでは中身外装もほぼ決定した企画・開発の終盤に近い段階で嗜好テストを実施することがよくあります。

また、製品全体の嗜好性とは別に、テクスチャーや香り、商品名、パッケージデザインなど個々の要素ごとにも嗜好性を確認します。どう感じるか、どう見えるかといった評価と好き嫌いは異なるためです。例えば、みずみずしさを目指したテクスチャーに対し、みずみずしさを感じるかどうかを質問すると同時に、それが好きか嫌いかも質問します。非常にみずみずしいと評価されても、そのみずみずしさの度合いが好まれなければ意味がありません。

全ての人に好まれることは難しく、その製品のターゲット層の嗜好性に合うかどうかを適切に評価するためには、嗜好テストの対象者選定が非常に重要です。
評価・試験の関連用語
官能パネラー 眼刺激性
TEWL 急性毒性試験
実使用テスト 毒性
ぎらぎら 皮膚一次刺激性
有用性 in silico
感作性 三次元培養皮膚モデル
嗜好性 安全性
ノンコメドジェニックテスト 感作性試験
最終製品試験 安定性
光毒性 モニター
アレルギー性評価試験 パッチテスト
ビボ モニター試験
官能評価 in vivo
急性毒性 プラセボ
代替法 光アレルギー性
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