気密容器【キミツヨウキ、tight container, well-closed container】
 
用語解説
気密容器とは
気密容器とは、通常の状態で「固形物、液体の外からの侵入」や「内容物の外への漏れ」を防ぐ度合が高い容器のこと。化粧水のボトルクリームジャーシートマスクパウチパック、ネールカラーの筆付き容器など、多くの化粧品容器は気密容器である。
気密容器について
気密容器とは、お店での陳列、保管、運搬といったその製品にとって想定される通常の状態で、外部から固形物や液体が容器内に侵入したり、容器の内容物が外へ漏れ出たりすることを防げる容器です。空気中の水分の出入りもさせないため、内容物が外の空気中の水分を吸収したり、逆に内容物あるいは内容物中の水分が外へ蒸発したりすることも防ぎます。

気密容器は、具体的にはガラス瓶やプラスチック容器、缶などがあり、密閉容器に比べると保存性に優れます。化粧水ボトルクリームジャーシートマスクのパウチパック、ネールカラーの筆付き容器など、多くの化粧品の容器は気密容器です。

身近なキッチン用品であるパッキン付きジャーが、空気中の水分を蓋とパッキンのわずかなすき間から入り込ませてしまうのと同じように、気密容器も外部からの浸入や内部からの漏れを完全に遮断できるものばかりではありません。素材自体は空気中の水分を通さないものであっても、容器としての構造上、完全に気密状態を保持できない場合もあります。一般的には、その製品の通常の取り扱いや正常な使用期限内において気密が保たれる場合は気密容器と呼び、気密性が高い・低いのように気密能力で差別化します。

気密性を高めるためには、洗顔フォームのチューブ容器や化粧水のボトル容器などではワンタッチキャップではなく、ねじ式キャップを用います。コンパクトケースにおいても練りファンデーションのような製品では、揮発性の成分の揮散を防ぐため、気密蓋がついた気密コンパクトケースを用います。

密封容器、気密容器、密閉容器の中で、外からの侵入や外への漏れを防ぐ機能が最も優れるものが密封容器、その機能が最も低いものが密閉容器で、気密容器はその中間に位置します。「密封」「気密」「密閉」の言葉の意味は、業界や企業によって定義が異なり曖昧になりがちです。特に「気密」は漢字のイメージから、空気の出入りが最も少ないものとして取り扱いされることもあります。密封や気密、密閉の言葉だけで判断せず、それぞれの容器の機能性を確認し、容器に充填する製品の条件に合った侵入や漏れを防ぐ能力を有する容器を用いることが大切です。

日常では言葉の意味合いがそれぞれ異なることで問題が起こることがなくても、化粧品容器の検討の際には、言葉の意味とあわせてどのレベルの能力が必要なのかを誤解することがないよう注意が必要です。
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