パック
 
用語解説
パックとは
パックとは、肌に塗布しそれを膜とすることで、集中的に肌を保湿したり古い角質を除去したりするクリームやシート状の化粧品のこと。マスクとも言う。
パックについて
パックには様々なタイプがあります。スキンケアにおいては、肌状態や目的に合わせて必要に応じて使用するスペシャルケアであることが一般的です。パックは、肌を覆うことによるラッピング効果により、保湿効果を高めたり、成分をより浸透させる効果を期待したり、密着力や吸着力を利用して毛穴の汚れや古い角質を除去したりするアイテムです。主には、シートタイプ、ピールオフタイプ、洗い流しタイプ、拭き取りタイプがあります。

〇シートタイプ
シートタイプは、主に含浸タイプとジェルシートやパップ剤タイプがあります。それぞれ全顔用の他に、アイマスク(目元用)やパッチタイプのように使用部位に特化した製品もあります。含浸タイプは、必要以上に長い時間マスクをしていると、シートが乾くにつれ肌の水分がシート側に奪われたり、不織布が乾燥に伴い縮むことで肌にかゆみを感じたりする可能性があるため、使用説明通りの時間内にとどめておくことが大事です。

〇ピールオフタイプ
ピールオフタイプは、ゼリー状やペースト状の中身を肌に塗布し、乾いたらはがすものです。乾くまでの間は肌の緊張感が感じられ、はがした後には爽快感が得られます。多くは保湿剤も配合され保湿効果も期待できますが、製品としては保湿効果よりも乾いたらはがすという行為を生かした機能が主になります。普段の洗浄では落としにくい毛穴につまった汚れや古い角質、ざらつきなどを密着させ、マスクをはがす時にそれらを一緒に除去しようという機能です。黒ずみや角栓が気になるTゾーン小鼻専用のタイプもあります。

また、ポリマーなどが予め塗られた不織布シートを水で濡らした鼻に貼り付けて乾いたらはがすタイプもあり、これは角栓のような毛穴に詰まった汚れがシートについて取れてきた時に、それが目に見えることでお手入れの満足感が高まります。このタイプは化粧品ではなく雑貨に該当する製品も多いです。

ピールオフタイプは、剤型の粘度や塗りやすさ、密着力、乾くまでの時間のバランスなどによって、様々な特長のある製品になります。ピールオフマスクは、肌への密着力が強く、物理的な作用を利用しています。そのため、はがすこと自体が肌に刺激となる場合があるため、無理にはがさず使用頻度にも注意が必要です。

〇洗い流し・ふき取りタイプ
洗い流しまたは拭き取りタイプは、主に保湿効果が目的のものと除去効果が目的のものがあります。また、塗布の仕方を工夫することによりマッサージ効果も期待できる製品もあります。

保湿が目的のタイプは、顔全体あるいは乾燥が気になる部分に塗布し、数分そのまま放置した後に洗い流すかティッシュでふきとります。除去効果が主な目的のタイプは、スクラブ、ゴマージュ、エクスフォリエーティング、ピーリングなどとも呼ばれ、小鼻の境目や毛穴につまった汚れをかき出したり、古い角質をからめたりして洗い流すイメージです。肌を擦りすぎないよう注意が必要です。商品名(愛称)ではパックとなっていても、メーカーやブランドによっては洗浄料として位置づけている場合もあります。

〇スリーピングパック
ジェル剤型のクリームを厚めに塗布し、そのまま寝ることで、睡眠中にパック効果を得ようというアイテムです。通常のジェル製品が使用方法の一つとして、スリーピングパックとしての使用を紹介していることもあります。
スキンケアの関連用語
ピールオフパック コールドクリーム
マスク液 落として与えて守る
化粧落とし しっとり
クリーム PA+++
収れん化粧水 フェイシャルケア
とろみ アストリンゼント
マスク効果 化粧液
パック ベーシックケア
クレンザー 保水
ピールオフマスク クレンジングリキッド
アフターサン パーソナルケア
洗い流し クレンジングエマルジョン
スクラブ 肌効果
乳液 柔軟化粧水
クレンジング乳液 アンプル
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