毛穴にたまった皮脂に古い角質（角片）が混ざって固まったもののこと。
毛穴を栓をしてふさいだように見えることから角栓と呼ぶ。

皮脂が毛穴からスムーズに排出されなかったり、角質肥厚になっていたりすると、皮脂と角片が混ざって毛穴に詰まりやすくなり、放置していると固まってしまいます。そのかたまりが角栓です。

角栓は特に小鼻にできやすいのですが、角栓が進行すると酸化して黒ずみ、いっそう目立ちます。角栓の前段階には詰まり毛穴と呼ばれる状態で毛穴がポツポツ膨らんで目立ってきます。

角栓ができないようにするには、日頃の洗顔が大切ですが、できてしまった場合は自分で無理に押し出さないことが重要です。専用の毛穴マスクやクレンジングオイルを使うことも効果があります。皮脂の固まりとも言える角栓は、オイルとなじむことで少しずつ溶け出すので、クレンジングオイルを使う際は、小鼻をくるくると優しくマッサージするようにすることと、オイルを小鼻に残さないようにしっかり洗い流すことがポイントです。バージンオリーブオイルは構成成分が皮脂に類似しているため、肌に優しく、皮脂になじみやすいことから、クレンジングオイル製品に配合されることが多くあります。またクレンジングオイル使用中、角栓が毛穴からポロポロ出てくることが指先で感じられて面白いからと、あるいは逆になかなか角栓が出てこないからと、やり過ぎると肌にダメージを与えてしまいます。