賦活【フカツ】
 
用語解説
賦活とは
賦活とは、機能やはたらきが活発になること、活発にさせること。
賦活について
化粧品業界で賦活という場合、多くはアンチエイジングの領域の話になります。細胞賦活や皮膚を賦活するといった表現がよくされます。賦活とは、加齢に加え、紫外線や乾燥などの外的要因によるダメージが重なったことによる肌内部の変化が、たるみしわ、うるおい不足などの症状を引き起こすことを予防・改善しようという機能や働きを総称した表現です。

例えば、加齢とともに毛髪が細くなり抜け毛が増える、肌のハリがなくなってたるみができるといった症状の現れをできるだけ抑えたり、目立たなくしたりするために、毛母細胞や線維芽細胞を生き生き元気な状態に保とうという働きや機能が賦活です。線維芽細胞の働きを活発にすることで、線維芽細胞を増殖させ、コラーゲン線維エラスチン線維、ヒアルロン酸などの産生を促そうというイメージです。

賦活作用を期待した成分は、賦活成分や賦活剤、賦活薬剤などと呼ばれ、通常は有効成分です。賦活効果を期待した製品は、育毛剤やアンチエイジングスキンケア製品によく見られます。それらは、賦活成分による薬理的な効果を期待するだけでなく、より効果を高めるためにツボ押しや血行を促すマッサージなど使用方法の面でもこだわった開発がされることがよくあります。

※「賦活」の言葉は、企画開発や皮膚生理研究などの現場や化粧品に関する業務・活動の中でよく使われる言葉です。しかし、賦活は化粧品(一般化粧品のこと)の効能効果を逸脱している機能です。したがって広告で使用できない表現です。医薬部外品の場合は、承認された製品に限り、その承認を受けた範囲内での広告になります。
スキンケアの関連用語
美容液 中和法
バニシングクリーム パーソナルケア
水洗顔 リンパドレナージュ
アイクリーム リムーバー
ピューリファイング 石けん
シートパック ライト
クレンジングエマルジョン こっくり
お手入れ クレンザー
モイスチャーライザー 賦活
リッチ フェイシャル化粧品
植物幹細胞コスメ PA+++
マイクロニードル しっとり
洗顔料 夜用
こってり オールインワン
化粧落とし トーニング
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2024 cosmeconcier.jp PC版へ