クレンジングローション
 
用語解説
クレンジングローションとは
軽い汚れやメイクを落とす化粧水状の洗浄料。通常コットンに含ませて使う。ふき取り化粧水やクレンジングウォーター、クレンジングリキッドなどとも呼ばれる。
もっと詳しい「クレンジングローション」
「油の汚れは油で溶かして落とす」と言われるようにオイルの力で落とすクレンジングオイルに対し、クレンジングローションは界面活性剤の力で落とします。洗浄力を上げるために界面活性剤を高配合するにも安全性基準を考えると限界があり、主成分は水になります。なので洗浄力はあまり高くなく、コットンなどでふき取るという行為が必要になります。

ローションという呼び方は剤型が乳液タイプと化粧水タイプの両方が連想されることもあるため、シャバシャバの化粧水タイプであることを示すためにあえてクレンジングローションではなくクレンジングウォーターと呼ぶこともあります。

クレンジングティッシュやクレンジングコットンは予めクレンジングローションをコットンや不織布に浸した製品です。クレンジングジェルは、クレンジングローションに増粘剤を加えてジェル状にしたもので、クレンジングローションとほぼ同じものです。

クレンジングローションは、洗浄効果は高くありませんがパウダータイプのファンデーション程度は落とすことができるので日中の化粧直しや朝の洗顔代わり、ダブル洗顔の2回目などに使われます。

またヨーロッパでは洗顔というと石けんクレンジングフォームなどで洗い流すのではなくふき取ることの方が一般的なので、朝の洗顔も夜のメイク落としもクレンジングローションがよく使われます。

口紅やマスカラなどのメイクまで落ちる洗浄力を持たせるには、界面活性剤とアルコールの配合量を増やす必要があります。

ウオータープルーフタイプの日焼け止めやマスカラまで落とせる洗浄力にするためにはオイルの配合も必要になります。オイルが配合された製品になると外観は化粧水であってもクレンジングローションとは呼ばず、「〇〇リムーバー」「〇〇クレンジング」といったように化粧水をイメージすることがない名称になる傾向にあり、化粧水部分とオイル部分の二層式になったタイプが代表的で、あるいはクレンジングミルクやクレンジングエマルジョンなど乳液状のものになるなどオイル成分が多くなります。

柔軟化粧水でふき取っても汚れは落ちますが、強くふき取って肌を傷めないように、クレンジングが目的のクレンジングローションを使いましょう。さらに、肌への過剰な摩擦を防ぐためにも、コットンにたっぷり含ませ、肌を擦りすぎないことが大切です。

コスメコンシェルジュから一言

フランスやドイツなど、ヨーロッパでは顔を洗わないとよく言われますが、正確には日本と顔の洗い方が違うだけできちんと洗っているんです。石けんなどで汚れを落として水で流す、という日本のやり方と違うだけです。ではどうやって洗顔するのかというと、それが「ふき取り」なのです。ヨーロッパは水が硬水なので、石けんの泡立ちが悪いばかりか洗い上がりの肌はカサカサしてしまいます。そこで汚れをふき取るタイプの化粧水が発達しました。軟水の温泉水をスプレーにした製品が多くあるのもこのためだと思われます。

ですからヨーロッパでは、日本では当たり前の「化粧水で保湿する」という概念は定着していません。ヨーロッパで化粧水と言えば、汚れのふき取り(クレンジングローション)か肌の引き締め(収れん化粧水)なんです。

場所や水が違うと顔の洗い方も違うんですね。
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