原産国【ゲンサンコク】
 
用語解説
原産国とは
化粧品の原産国とは、その化粧品の最終的な中身を製造した国のこと。
化粧品の原産国について
化粧品の「原産国」とは、その製品の最終的な中身を製造した工場のある国を差します。原料を生産した国や、最終中身をバルクで受け取り充填しただけの国のことではありません。

化粧品の表示に関する公正競争規約において、原産国の判定は、製品がその構成部分を含め一国のみで製造された場合はその国を原産国とし、製品の製造に二国以上が関与している場合は「製品に本質的な性質を与えるために実質的な製造又は加工を行った国」を原産国とすることになっています。本質的な性質を与えるとは肌や髪などに実際使われる最終的な中身のことです。

原産国の表示は、化粧品の表示に関する公正競争規約の中で表示をしなければならない項目として決められています。一般消費者が明らかに日本製であると認識されるものについては表示義務はありません。

表示例は以下のとおりです。
●アメリカで中身製造:「アメリカ製」「原産国アメリカ」「Made in USA」
●日本で中身製造:「日本製」「原産国 日本」「Made in Japan」

例えば、フランスで化粧水のバルク製造を行い、専用のタンクに入れて日本に輸出し、日本の工場でフランスから輸入したバルクをボトルに充填した製品の原産国はフランスです。

原産国がどこであっても、日本国内で販売されている化粧品は、日本の法律によって管理されます。

○原産国表示について
参考:化粧品の表示に関する公正競争規約施行規則 第8条
○製造に複数国・地域が関与している場合、原産国名表記について
参考:化粧品の表示に関する公正競争規約運用基準 第2
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