もっと詳しい「リンス」 リンスの主成分としては多くはカチオン界面活性剤が使われ、これがキューティクルに吸着して髪の手触りや風合いをととのえます。いたんだ髪はキューティクルがはがれてカチオン活性剤の吸着量が通常より多くなります。リンスの中でもより髪の保護効果や修復効果を高めたものをコンディショナーやトリートメント、ヘアパック(ヘアマスク)などと呼ぶ傾向にありますが、それらを分類する定義はありません。化粧品メーカーによって定義が様々ではあるものの、傾向としてはコンディショナーはリンスの一種とされていることが一般的です。 そして髪の傷みが深刻で内側からしっかりケアする必要がある場合用に、髪の内部に浸透して内側から髪のダメージを修復するトリートメントやヘアパック(マスク)があります。トリートメントやヘアパック(マスク)はリンスやコンディショナーにプラスして使う、あるいは日頃のリンスやコンディショナーに代えて使うもので洗い流さないタイプもあります。ヘアパックやヘアオイルはヘアトリートメントの一種とされていることが一般的です。 さらに染毛料としてのリンスもあり、カラーリンスやカラーコンディショナーなどと呼ばれています。 |