カミツレエキス
 
用語解説
カミツレエキスとは
キク科のカミツレの花や葉から抽出した成分。
保湿成分としてスキンケアによく使われるが、他にも様々な効果を併せ持っており、スキンケア以外でも幅広く利用されている。
古くから使われてきたカミツレエキス
カミツレはカモミラやカモミールとも呼ばれます。ヨーロッパ原産ハーブの一種で、古くから花を乾燥させたものを生薬として用いたり、ローマ時代の戦士がカミツレ浴で傷を癒したりなど日常的に利用されていました。
発汗や解熱消炎効果があるため、現在も風邪を引いたときにカモミールティーを飲む習慣がありますし、香りも楽しめるので日常的に親しまれているハーブです。

成分としてはカミツレの先端の花の部分に凝縮して存在しています。保湿効果以外にも消炎効果や変調した肌を落ち着かせる鎮静効果などもあり肌の調子を整えるコンディショニング成分としてよく用いられます。
カモミラETは美白薬剤としてよく知られます。

植物エキスの表示名のしかたが変更されています。店頭では旧表示も見られますが、カミツレの花と葉から抽出する当該成分「カミツレエキス」の表示名は次のとおりです。
●表示名称とINCI名
【表示名称】カミツレ花/葉エキス
【INCI名】Chamomilla Recutita (Matricaria) Flower/Leaf Extract

旧表示
●表示名称とINCI名
【表示名称】カミツレエキス
【INCI名】Chamomilla Recutita (Matricaria) Extract
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