ホリゾンタル陳列【ホリゾンタルチンレツ】
 
用語解説
ホリゾンタル陳列とは
同じ系統(グループ)の商品群ごとに横方向に並べていく方法のこと。品目や機能別、ブランド別などにグループ分けし、グループ毎に横に、一般的には左から右方向へ並べていく。英語で横や水平の状態を意味するhorizontalから。横陳列や水平陳列とも呼ばれる。

コスメコンシェルジュから ホリゾンタル陳列って?

ホリゾンタル陳列とは、販売商品を什器に陳列する際に、品目やブランドなどのグループ毎に横に長く並べていく方法です。複数の什器にまたがって横に並べることもよくあります。

例えばブランド毎にグループにした場合は、Aブランドを横に並べ、一列に並べ切らなければ下の段も使います。Aが終われば、B、C・・・と続けていきます。バーチカル陳列では各グループの縦の列がわかりやすいよう上段から下段まで幅が揃うように各棚でフェイス数を工夫しますが、ホリゾンタル陳列ではそのようなことはなくひたすら横に並べるので、数をたくさん陳列できます。ブランド毎に並べた場合、ゴールデンゾーンに来るのが特定のブランドになるため、お店としては売れ筋売り筋のブランドをゴールデンゾーンに配置することになるでしょう。メーカーやブランドにとってはゴールデンゾーンの場所取り合戦になります。
お客様の目線が横に動くため、何台もの什器にまたがっていると横に移動しながら商品を探していくことになりますが、それが店内回遊を促すきっかけになります。他に目移りしやすい環境なので目的外の商品まで見てもらえるなど、店内を広く見てもらいやすい環境です。
多くは、大分類をした中でバーチカル陳列がされます。
例えば機能別ならば、美白という大分類の中で、最初はAブランド、次にBブランドというようにブランド毎にしたり、最初に化粧水、次に乳液というように品目毎にしたりなどです。

バーチカル陳列のように上下の棚と関連性がないため目線が届きづらい最上段や最下段の商品が見つけられにくいことがあるので、ホリゾンタル陳列をしながらも部分的に上下の関係性を意識することが大切です。
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