もっと詳しい コンシーラー コンシーラーはシミやソバカス、ポツンと目立つ毛穴など気になる部分をカバーして、ベースメイクをより美しく仕上げます。コントロールカラーにも同じような機能がありますが、コントロールカラーは肝斑や赤ら顔、くまなどのやや広い範囲や全顔に使う化粧下地の一種で、気になる部分を隠すというより気になる部分の色をコントロールカラーの色を重ねることでうまくごまかすという特長があります。これに対し、コンシーラーは気になる部分を上からカバーして隠すという要素が強いので、ピタッと肌にのるような固めのテクスチャーのものや、スティックタイプ、筆タイプのように細かい部分に塗布しやすい形状や容器を採用しているものがよくあります。 コンシーラーは部分用ファンデーションと呼ばれることもあるように、処方的にも油性タイプや乳化タイプのファンデーションをより部分使用に相応しく、かつカバー力を上げたものになっています。 クリーム状のものは指先にとって気になる部分にトントンとたたくように、スティックタイプや筆ペンタイプは直接肌にぬったあと指先でトントンと叩きながら肌になじませます。指先でなく筆を使うとより自然に仕上げられます。 またスキンケア性を高めたものも多く、例えばシミ用のコンシーラーならば美白薬剤を配合したものです。コンシーラーにスキンケア効果が付与されているというより、美白化粧品にコンシーラー効果が付与されているタイプで、ピタッと密着させるように塗布することから美白成分がシミ部分に効果的に働くことが期待できます。このようにベースメイクというよりコンシーラー機能もあるスキンケア製品として設計されているものもよくあります。 |