爪とは 手足の指の先の背面にある固い板状のもので一般的に爪と呼んでいるのは爪甲のこと。
|
||
もっと詳しい「爪」 爪は指先の皮膚を守るだけでなく、爪がなければ指先に力を入れることができません。爪は皮膚表皮の角質層が変形して固くなったもので三層からなり、この層の間に最低限の水分と脂肪を含みます。季節や年齢などにより異なりますが、爪の水分は12-16%、脂肪は0.15-0.75%程度です。 タンパク質であるケラチンが主成分で、爪の成長の仕方は毛髪の成長と似ているところがあり、爪母で次々に作られ伸びていきます。ただし皮膚の上を爪甲だけが滑るように伸びているのではなく、爪床の上にのったまま爪床と一緒に伸び、指先に来て皮膚から離れます。 爪の成長速度は1日に約0.1mmですが、加齢により厚みが増す一方成長速度が遅くなったり、冬よりも夏の方が伸びがよくなったりする傾向があります。 毛髪と同様に角化した死んだ細胞であり自ら美しく丈夫になることはできないため、外からのお手入れが大切です。 |