PCR【ピーシーアール、Post-consumer Recycled】
 
用語解説
PCRとは
PCRとは、使用後に再生された樹脂のこと。樹脂以外の素材の場合もある。
PCRは、post-consumer resin、post-consumer recycled、post-consumer recycling の略。ピーシーアールまたはポストコンシューマーレジン、ポストコンシューマリサイクルなどと表現される。ポストコンシューマ材料とほぼ同じ。
PCRについて
PCRが、post-consumer resin の略の場合は、消費後にリサイクルされた樹脂を意味します。resin(レジン)は樹脂の意味です。再生樹脂や再生プラスチックと呼ばれるものです。

PCRが、post-consumer recycled の略の場合は、消費後にリサイクルされた〇〇(〇〇には材質や物の名前が入る)を意味し、PCRパッケージや、PCR容器、PCR材料などと表現されます。素材は樹脂はもちろん、紙やアルミニウムなど様々で、再生材料と呼ばれるものです。樹脂(レジン)の場合でもPCRだけでなく、PCRレジン(post-consumer recycled resin)やPCRプラスチック(post-consumer recycled plastics)などと表現することも多いです。

PCRのPCは、post-consumerからきているように、消費者が使用した後に、再生(リサイクル)されたものをいいます。PCRというと、リサイクル材の総称として表現されることがありますが、全てがPCRというわけではありません。いったん目的をもった製品となり、それをエンドユーザーが使用するという過程を経て、目的を果たした後に資源として再利用されます。PCRの1種である再生PETのように、消費者がペットボトル飲料を飲み終えた後に、本来の方法で廃棄し、それらを回収した廃棄物からリサイクルされた材料がPCRです。

一方、製造過程で発生した廃棄物からリサイクルされたものは、PIRと言います。PCRと同じように、post-industrial resinまたはpost-industrial recycled の略です。Post-consumerに対し、Pre-consumerと表現されることもあります。
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