デオドラント【deodorant】
 
用語解説
デオドラントとは
デオドラントとは、臭いを抑える物質のこと。主には制汗剤のことを指す。
デオドラントについて
デオドラントとは、体臭や腋臭など体の表面からの臭いを抑える製品の総称として一般的に使われる言葉です。体臭は、主に皮膚表面の汗や皮脂が混ざり合い、時間の経過とともに酸化したり、皮膚常在菌によって分解されたりすることで生じます。

一般的なデオドラント製品は、臭い自体を消すというより、殺菌したり、汗の分泌を抑えたりすることで、臭いのもとを抑制することが基本機能です。さらに、柑橘系などの香りで嫌な臭いをマスキングする作用も付与することも一般的です。このため、デオドラントと呼べる製品には通常殺菌剤を配合し、医薬部外品になります。

デオドラント製品は、わきの下に塗布することをメインに設計し、スプレータイプやロールオンタイプ、バームタイプなどがあります。

デオドラントとは、英語で「deodorant」と表記しますが、「odor」はラテン語を語源とする古フランス語でにおい(臭い、香り)を意味します。これに「分離や否定」を意味する接頭辞の「de」と、「~するもの」を意味する接尾辞の「ant」がついた言葉です。odor + ant
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