満注量とは 満注量とは、容器本体の上部ギリギリまで入れられる水の量のこと。OFやO.F.と表現されることもある。 |
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満注量について 満注量は、容器選定における一つの重要な情報です。容器本体を水で満タンにした場合の量で、単位はmlです。それがクリーム用のジャー容器であって、化粧品として使われた場合に容量表示の単位がgとなる場合でも、満注量はmlでその容器の体積を示します。満注量は、ボトルやジャーなどのキャップをはめる首丈部分はもちろん、容器上部の縁まで水を入れ、表面張力で上にはみ出して膨らんだ分は水平に切り落としてはかります。したがって、製品として実際に化粧品を充填する容量は満注量とは異なり、満注量より少なくなります。 容器メーカーのカタログなどでは、容器の満注量以外に、目安表示容量や外寸サイズ、設計図などが記されています。採用を検討している容器に対し、充填したい容量が目安表示容量を超えていても満注量に達していなければ、その容器を採用できる可能性があります。最終的には、充填設備や栓の条件、その製品の使い方などによるため、実際に充填試験を行い確認する必要があります。 |