売場面積とは、顧客が買い物をするために必要なスペースの合計面積のこと。

売場面積とは、文字通り売り場の面積を合計したものです。商品を陳列する什器や顧客が商品を見て回るための通路、VMDスペース、カウンセリングカウンター、Gケース、レジなどのスペースの合計面積です。バックヤードや調剤室、事務所、化粧室などは売場面積に含めません。階段は、商品陳列をしている場合は売場面積に含めますが、単に顧客が移動するだけのスペースである場合は売場面積には含めません。

スペース当たりの生産性を確認する際、お店の売上げや店舗改装費用などは坪当たりにして考えることがよくあります。坪売上げや坪単価といい、一坪を約3.3㎡として換算します。このため営業活動にあたっては、お店の売り場面積を把握しておくことが大切です。

また、バックヤードや調剤室、事務所、化粧室、階段など、その店舗が販売活動を行うために必要なスペースまでも含めた場合は、店舗面積といいます。
建物全体の面積は床面積といい、建築基準法によりその算定方法が定められています。