チーク
 
用語解説
チークとは
頬の血色を補って顔色を生き生きと健康的に見せたり、陰影を付けたり、頬のふくらみを強調したりすることで顔に立体感を持たせる頬用のポイントメイク化粧品のこと。
頬紅、またはブラシで使用するタイプはブラッシャーとも呼ぶ。
もっと詳しい チーク
チークには様々なタイプがあり剤型や容器の種類など見ると次のような製品があります。
剤型 主な容器のタイプや特長
プレストパウダータイプ チークの主流。コンパクトケース入りで肌にブラシで塗布することからブラッシャーとも呼ばれるタイプ。
頬の血色を演出する色味以外に白っぽいハイライトカラーやノーズシャドウなど陰を演出するカラーがセットになっているなど多色成型のものも多い。
ルースパウダータイプ 通常ねじ式キャップのジャーやコンパクトケース入りが一般的で、ケースには穴のあいた中栓やネット状の中栓がついていることが多く、その中栓を介してブラシやパフにパウダーを取る。パフが一体化した容器やブラシ一体型の製品もある。
固形練り状のスティックタイプ ペンシルタイプやクレヨンタイプなど。直接肌に付けて、その後指先で軽くポンポンたたきながら広げていく。
固形練り状でコンパクトケース入りやジャー容器入り 通常コンパクトケースか浅いジャー容器入りで、クリームチークとも呼ばれるタイプ。
油性タイプはカバー力が高く化粧くずれしにくいので、ウオータープルーフタイプも。
エマルジョンタイプは、しっとりしているのに肌に伸ばすとプレストパウダーのようにすーと伸び、サラサラな仕上りが特長。処方によりその度合いは様々だが肌に伸ばした時の圧力や皮膚の温度によって固形がとろけ、揮発性油分が蒸発して最後にパウダーが残るしくみ。

指先やチップ、ブラシで取って肌に塗布してから指先で軽くポンポンたたきながら広げていく。
リキッドタイプやクリームタイプ チューブ容器や小さなボトル、マニキュアやチップタイプのリップグロスと同じような容器など剤型や商品特性に合わせ外装も様々。
マニキュアやリップグロス容器のタイプは爪にマニキュアを塗るように、唇にチップでグロスを塗るように、直接リキッド状のチークを頬に付け、その後指先で軽くポンポンたたきながら広げていく。
プレストパウダータイプとルースパウダータイプは一般的にメイクの仕上げに使います。基本成分がほぼ粉末分のみなので、粉末の特性がよりあらわれやすく、さらっとした感触で、軽く肌に広がり、ふわっと発色します。特にルースタイプは水分や油分の配合が少なく約95%が粉末分です。

固形練り状やリキッド、クリームのタイプは、粉末以外に油分を基本成分としているため、しっとりとした感触で、肌に密着してなじみ、肌の内側からじわっとにじみ出るように発色します。メイクの仕上げに使うこともあれば、ファンデーション塗布前に使うこともあるなど、チークと言えどもその剤型やメイク法によってはファンデーション化粧下地白粉との区別がつけづらい製品も多く、メーカーやブランドによってはチークをベースメイクカテゴリーとしている場合もあるほどです。使用法としては頬に一定量をのせてから指先でポンポンたたくようにして肌に広げます。チップやスポンジで肌にたたきこむようにしてもきれいに仕上がります。

このようにチークには様々なタイプがありますが、れぞれの成分や製法はファンデーション白粉など似ているタイプの製品と基本的に同じです。全顔に使うファンデーションにはスキンケア性を高める工夫がされることが一般的ですが、それ以外の特長に関して言えば色味やカバー力を変えることでファンデーションになったりチークになったりするだけで処方はほぼ同じです。
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