目隠しテストとは 目隠しテストとは、ブランド名などに惑わされず評価してもらうためのテスト手法のこと。ブラインドテストとよく呼ばれる。 |
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目隠しテストについて 目隠しテストでは、調査したい項目が、テスト参加者の好き嫌いや利益などに影響されないよう、テスト参加者の判断に影響を与える要素を取り除きます。例えばパッケージ調査において、自社製品のデザインや使いやすさを競合品複数と比較する場合、それらが市販されているままの状態だったり、ブランド名が簡単にわかる状態で出されていると、テスト参加者の判断がブランド名に惑わされやすくなります。テスト参加者が愛用しているブランドや社会的に人気があるブランドの方を贔屓目に見たり、優れていると判断する可能性があるということです。逆に、嫌いなブランドに対してはわざと悪い評価をつける可能性もあります。 メーカーやブランド名がわかると客観的な評価を得られず、本来出るべき結果が出ない調査になってしまうため、メーカー名やブランド名がテスト参加者にわからないように名前やブランドロゴ部分を隠してテストします。 香りや使用性においても同じことが起こります。パッケージ調査ではブランド名を隠してもその意匠でブランド名が想像ついてしまうことがあるかもしれません。しかし、香りや使用性など中身に関するテストでは外装は関係ないため、通常、自社製品も競合品もそれぞれ別の同じ容器に入れ替えてテストします。この場合の容器は特にデザイン性のないシンプルなものにします。 |