ロット【lot】
 
用語解説
ロットとは
ロットとは、生産や製造、出荷などにおいて同一条件のもとに行われる最小のグループ単位のこと。製造ならば一度に製造する単位のことであり、同じ一連の製造工程によって、同じようにつくられた製品の一群ということである。
ロットについて
ロットとは、化粧品を製造したり、原材料を発注したりする際の最小単位のことで、英語で一山や組などを意味する「lot」からきています。生産ロットや発注ロット、輸送ロットといった表現をします。

例えば、クリームの製造においてジャー容器を材料メーカーに発注する際、このジャー容器のロット数が100ならば、クリーム生産数量が60個であっても、ジャー容器は100個注文する必要があります。100個より多く注文する場合は、ロット単位(1ロット=100、2ロット=200、3ロット=300・・・)注文になるのが基本ですが、最小ロットより多ければ何個でも注文できるという場合もあります。

このようにロットとは、1回の製造や注文における最小数を示し、少なくてもその数量に満たないと製造したり注文したりすることはできないということになります。これは、1回の製造や出荷において最低でもこの数がないと製造、出荷しても採算が取れないためであり、ロット数を決めるのは製造・出荷側です。一度に多く作った方がコストは下がりますが、小ロットは過剰在庫防止や回収などのリスクを抑えられたり、販売規模の小さいな企業が注文しやすくなったり、リードタイムの短縮につながったりという利点もあります。

それぞれロット番号が付いているため、製品や材料に不具合が会った際は、同一条件で製造したもの全てに同じ不具合が考えられることから、ロット番号毎に回収などの措置がとられます。
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