ヒアルロン酸【ヒアルロンサン、Hyaluronic Acid】
 
用語解説
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸とは、水分保持能力に非常に優れた成分。白色で粉末状。
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸は、人間では皮膚や関節液などに多く含まれ、タンパク質と複合体になったゼリー状で存在しています。ヒアルロン酸は水分を保持する能力に非常に優れ、たった1gのヒアルロン酸で6000mlの水分を保持することができると言われています。

しかし、年齢とともにヒアルロン酸が減少すると、関節痛が起きたり、肌のうるおいや弾力が低下したりすることがあります。そこで、化粧品では、ヒアルロン酸の水分保持能力を生かし、保湿成分として用いることがよくあります。ヒアルロン酸をグリセリンと組み合わせることで相乗効果が得られ、保湿力や柔軟効果が向上します。

また、ヒアルロン酸は、化粧水にたった0.01%濃度で配合するだけで、使用性が変わります。とろみ系化粧水などでテクスチャー調整が必要な場合に、ヒアルロン酸を配合すると、保湿成分としてだけでなく、中身の粘度調整にも役立ちます。

以前はニワトリのトサカから抽出した天然のヒアルロン酸が一般的でした。しかし、ニワトリのトサカから抽出する場合は、安定性や安全性などを維持することが難しいことから、現在はバイオヒアルロン酸を用いることが多くなっています。

単にヒアルロン酸と言うと、化粧品によく使われる「ヒアルロン酸ナトリウム」のことを指すことが一般的です。

●表示名称とINCI名
<一般化粧品>
【表示名称】ヒアルロン酸Na
【INCI名】SODIUM HYALURONATE
<医薬部外品>
【表示名称】ヒアルロン酸ナトリウム(2) または ヒアルロン酸Na-2
【INCI名】SODIUM HYALURONATE
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