アミノ酸【アミノサン、amino acid】
 
用語解説
アミノ酸とは
タンパク質の最小単位の成分で人の身体を構成する重要な物質の一種。
もっと詳しい「アミノ酸」
自然界には多くのアミノ酸が存在し、その数は500種とも言われています。そのうち人のタンパク質を構成するのに必要なアミノ酸は20種類です。20種類のうち体内で合成されない、あるいは合成されにくいものを必須アミノ酸といい、食べ物などから摂取しなければなりません。体内で合成されるアミノ酸は非必須アミノ酸と言いますが、人にとっての重要性は必須アミノ酸と変わりません。

化粧品ではアミノ酸は保湿剤としてよく用いられます。実際、肌や髪には17種のアミノ酸が含まれており、それによって肌や髪の水分や弾力が保たれています。例えば肌の天然保湿因子であるNMFは約4割がアミノ酸、そして1割強がアミノ酸の一種であるグルタミン酸からできるピロリドンカルボン酸です。肌のハリを保つコラーゲンも様々なアミノ酸からできています。

タンパク質は50個~数千個のアミノ酸がつながってできているだけあり、アミノ酸は生命の源とも言えます。最も小さいものが51個のつながりを持つインシュリンです。化粧品で代表的なアミノ酸にはアルギニンやセリンなどがあります。
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