角層細胞【カクソウサイボウ、corneocyte】
 
用語解説
角層細胞とは
角層細胞とは、落ち葉を敷きつめたように10~20層に重なって角層を形成している薄片状の細胞のこと。角質細胞とも呼ぶ。
角層細胞は、顆粒細胞が角層に移行する際に、核と細胞膜を失い、ケラチン繊維で満たされる。失った細胞膜の代わりにCEが外壁として角層細胞を包み込み、角層の上層にいくとCEが成熟して角層細胞内ではNMFが産生される。

角層細胞は核がないことから死んだ細胞と言われるが、角層で保湿機能やバリア機能を発揮するために重要な役割を担う。約2週間、角層でその役割を担った後、垢などとして肌から剝れ落ちる。
肌あれを起こしている肌では角層細胞に核が残ったままのことがある。
当サイトのご利用に関して  |  サイトと会社の紹介  |  プライバシーポリシー  |  ガイドライン・事例早引き
Copyright(C) 2024 cosmeconcier.jp PC版へ