ポイントプレゼンテーションとは、店内にいる顧客に対し、どんな商品がどこにあるか、おすすめの商品は何かをわかりやすく伝えたり、店内回遊を促したりするために、店内の複数個所で行うディスプレイや演出のこと。
Point Presentationの頭文字をとってPPと表現することが多い。ポイント オブ セールス プレゼンテーション（PP：Point of Sales Presentation）（PP：Point of Presentation）やポイント オブ プレゼンテーションと呼ぶこともあるが、いずれも略語はPP。

PP（ポイントプレゼンテーション）は、ビジュアルマーチャンダイジングの重要な要素の一つで、店内展示とも呼びます。PPは、顧客が店内を回遊して商品と出会うためのしかけとなる、壁面什器の最上段や、ゴンドラ什器のエンド、柱回りなどで実施するVPに比べると小さめで、より具体的に商品を紹介するディスプレイです。PPによって、店内にいる顧客をそれぞれのコーナーや什器に引き寄せます。

PPに用いた商品は、PPスペースから近い場所に陳列されていることが販売に結び付けるためにも重要です。PPは、どんな商品がどの辺にあるかを示したり、顧客の商品に対する興味を喚起したりするだけではなく、顧客が自分がその製品をどう使うかをイメージしやすくしたり、こういうものを必要としていませんか？と潜在意識に問いかけたりする効果もあります。