モニター試験【モニターシケン】
 
用語解説
モニター試験とは
指示通りに化粧品を使用してもらい、使用した結果についてアンケート回答したり、肌状態を機器測定したりして、その商品の効能効果や使い勝手などを確認する試験のこと。
もっと詳しい「モニター試験」
モニター試験は、有用性試験の一つとして大変重要な試験です。期間は数週間から数ヵ月間と様々です。有用性試験の場合は発売前に実施され商品も量産される段階ではないため、試験用サンプルは化粧品会社でモニター試験用に作られたものであることが普通ですが安全性は確認されています。モニター側には、他に使う化粧品に制約があったり、細かいアンケート用紙に記入したり、肌状態を機器測定するために必要な場所に出向いたりなど、拘束されることが多いですが謝礼は出ますし、もし肌トラブルが発生した場合は使用を中断して構わないなどモニターへの配慮は十分されています。

通常、化粧品会社ではインナーテストと言ってモニター試験を実施する前に社内で使用テストを行い安全性や効能効果の確認が取れている上で実施しますが、万一このモニター試験で問題が見つかったり、有用性データが取得できなかったりした場合は処方の見直しが実施されたり、場合によっては発売中止や延期になることもあります。
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